2012年1月9日月曜日

【イスラエル海軍】 ミサイル艇の大半をガス田警備に振り向ける

【イスラエル紙「ハーレツ」】2012年1月09日

イスラエル海軍は、保有するミサイル艇の大部分を、東地中海に位置する経済水域でのガス田警備に割り当てる方針。特にタマルガス田、レヴィアファンガス田、ヤム=テティスガス田の警備に重点が置かれる。
 またテロリストからの攻撃に脆弱とされるボーリング施設の警備にもあたる。

 緊張が高まっている原因として、海上の境界を定めたイスラエルとキプロスの間の合意を、トルコが認めていないこと、およびベイルートがガス田の領有権を主張していることなどが背景にある。

イスラエル軍 大規模テロを阻止

【ロシアの声】9.01.2012, 12:28
 イスラエル軍 大規模テロを阻止

 イスラエル軍は8日、大規模なテロを阻止した。4名の若いパレスチナ人が拘束され、自家製爆弾12個や軍隊仕様のピストルなどが押収された。またそのうち2名は自爆テロの実行者だったということで、服の下に3つずつの爆弾が発見された。
 事件はヨルダン川西岸から北部にあるサレム検問所で起こったもので、検査官の一人が服の下から導火線がのぞいているのに気がついたという。

 いまのところ標的が何であったについては分かっていないが、近くにある軍事法廷の建物であった可能性もある。現在警察が捜査を進めている。

イラン法廷 CIAのスパイに死刑判決

【ファルス通信】2012年1月09日
 イラン法廷 CIAのスパイに死刑判決

 イラン法廷は米国籍のアリゾナ州出身アミール・ミルザ・ヘクマティと名乗る容疑者に対して、CIAに協力したとして、死刑判決を言い渡した。昨年12月17日に、米国へのスパイ容疑で男性が逮捕され、CIAの諜報員としての容疑がかかっていた。

 イラン特務機関の情報によれば、この男性は以前、アフガニスタンのバグラム空軍基地にいた経験があり、その当時からイランの特務機関によってマークされていた。イランへの入国後、イラン当局は逮捕の決定を下した。

【ホルムズ海峡】 迂回パイプラインが6月に稼動

【ブルームバーグ Bruce Stanley、Ayesha Daya】
 ホルムズ迂回油送管足踏み 270の問題山積、4月まで準備整わず

アブダビの原油パイプラインプロジェクトのメーンターミナル拠点を示す看板=5日、オマーン湾に面したUAEのフジャイラ首長国(ブルームバーグ)

 ホルムズ海峡を迂回してアラブ首長国連邦(UAE)から原油を運ぶためのパイプライン建設が足踏みしている。

 パイプラインの建設には270もの問題があり、完成時期を遅らせる要因になっている。総工費約2540億円の同パイプラインによる輸送計画は早くても4月までは準備が整わない。同計画の前責任者は2009年5月に、UAEの盟主アブダビ首長国が11年1月をめどにホルムズ海峡の外からの原油積み出し開始を目指していると説明していた。

 パイプラインが完成すればUAEはホルムズ海峡が封鎖された場合にも日量1500万バレルを輸送できる。同海峡は、世界の原油の5分の1が通過する。

 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)によれば、最も狭い21マイルの地点を1日当たり平均4隻のタンカーが航行。石油輸出国機構(OPEC)最大の産油国であるサウジアラビアをはじめイラク、クウェート、UAE、カタール、イランの原油はすべて同海峡を通過して運ばれ、昨年はその量が1日当たり1700万バレルに達した。イランの核開発をめぐる欧米の対イラン制裁を機にイランが同海峡を封鎖する可能性が高まっている。

ドバイのコンサルティング会社、マナール・エナジー・コンサルティングのアナリスト、ロビン・ミルズ氏は「このパイプラインはすべてのアブダビ産原油に相当する莫大な原油を運ぶことができる。重要な意味を持つインフラ施設であり、計画が完了していないということには注目すべきだ」と述べた。

 パイプラインの保有者であるアブダビ首長国政府系の国際石油投資会社(IPIC)の当局者は、ブルームバーグによる3日時点での問い合わせに対し、いつ計画が再開されるか明らかにしなかった。建設を請け負っている中国石油工程建設(CPECC)と親会社である中国石油天然気集団(CNPC)も取材に応じなかった。

 一方、独立系石油アナリストのカメル・アルハラミ氏は電話インタビューで、ホルムズ海峡が封鎖された場合、同パイプラインが稼働したとしても原油価格高騰を抑制できないとの見方を示した。

ペルシャ湾からの石油積み出しができなくなることを理由に挙げた。ブレント原油はイランがホルムズ海峡封鎖を警告してから1バレル=10ドル上昇している。


【AFP】2012年1月09日

 アラブ首長国連邦のエネルギー相の話

アラブ首長国連邦によって建設が進んでいる、ホルムズ海峡を迂回する石油パイプラインが6月にも稼動を開始する見通しとなっている。この石油パイプラインは、アラブ首長国連邦で採掘された石油をオマーン湾の海岸まで運ぶものとなっている。

【平安時代】 河内源氏vs 伊勢平家

河内源氏vs伊勢平家

河内=現在の大阪市周辺。伊勢=三重県津市~伊勢神宮周辺


源 義親
源 為朝
源 義朝
源 頼朝=1192年鎌倉幕府ー1198 義経=判官「2012年にも残る。判官びいき」

【北朝鮮】 漂流者、大連へ送る

12月12日 北朝鮮 出航 小型木造船(全長7メートル) 従事中に船のエンジンが故障し漂流

 1月06日
午後     島根県隠岐の島町那久岬の西約1キロの海上で、いかりをおろして停泊中、巡視船「きそ」に保護

       鳥取県境港市沖の美保湾で「だいせん」に移乗


       第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)が事情聴取

 1月09日
午前6時     起床
午前11時30分 鳥取県境港市沖に停泊中の巡視船だいせんから、海上保安庁のヘリ
午後0時35分 美保航空基地 海上保安庁の航空機

午後2時前  福岡空港 到着

午後3時10分 共同運行;全日空
  4時10分 大連

【外国為替市場】 1ユーロ=97円28銭

【外国為替市場】1月09日月)

 〇_シドニー

1ユーロ=97円28銭

前週末のニューヨーク市場で付けた2000年12月以来11年超ぶりの安値(97円87銭)を更新。


シドニー時間午前10時50分(日本時間同8時50分)時点

97円45~55銭と、6日のニューヨーク市場の午後5時時点(97円85~95銭)比40銭の円高・ユーロ安で取引された。

【アロマ】 sandalwood(サンダルウッド)

ビャクダン(白檀、学名:Santalum album)

ビャクダン科の半寄生の熱帯性常緑樹。
爽やかな甘い芳香が特徴。香木として利用される。

特徴
原産地はインド。

インドでは古くはサンスクリットでチャンダナとよばれ仏典『観仏三昧海経』では牛頭山(西ガーツ山脈のマラヤ山(摩羅耶山 秣刺耶山)とされる)に生える牛頭栴檀(ゴーシールシャ・チャンダナ gośīrṣa-candana)として有名であった。栽培もされ、紀元前5世紀頃にはすでに高貴な香木として使われていた。

英語: sandalwood(サンダルウッド)の名も、この「チャンダナ」がもとになっている。

産出国はインド、インドネシア、オーストラリアなど。太平洋諸島に広く分布するが、ニュージーランド、ハワイ、フィジーなどの白檀は香りが少なく、香木としての利用は少ない。特にインドのマイソール地方で産する白檀が最も高品質とされ、老山白檀という別称で呼ばれる。

初めは独立して生育するが、後に吸盤で寄主の根に寄生する半寄生植物。幼樹の頃はイネ科やアオイ科、成長するにつれて寄生性も高まり、タケ類やヤシ類などへと移り、宿主となる植物は140種以上数えられる。雌雄異株で周りに植物がないと生育しないことから栽培は大変困難で、年々入手が難しくなっており、インド政府によって伐採制限・輸出規制が掛けられている。

5月頃、黄色や紫色などの小さな花を開く。心材は濃い色をしており香りも強く、辺材になるほど白っぽく香りも少なくなる。芳香は樹脂分ではなく、精油分に由来する。また白檀は、香木としてそのまま用いられるだけでなく、蒸留して取られる白檀オイルの主成分サンタロールには、殺菌作用、利尿作用の薬効成分があると言われ、薬用にも広く利用される。また、気分の薬として胸のつかえをとり、爽快感を与える。

沈香とは違って熱を加えることをしなくても十分に芳香を放つため、置物である仏像、仏教儀式に欠かせない数珠等の仏具をはじめとして、日本では扇子の骨に使ってあおぐことで香りを発散させたり、匂い袋の香料の一つに利用するなど、身近なところで多種多様に使われている。線香の原料の中では最も一般的である。

仏教がインドから中国に伝播するにつれ、中国でも仏教儀式に白檀が多く使われるようになった。日本には、仏教とともに中国から伝来したとされる。

近縁のムニンビャクダンが小笠原諸島に特産する。

栴檀は双葉より芳し
栴檀(センダン)は、白檀の中国名でもある。白檀は発芽のころから香気を放つことから、大成する人は幼少のときから優れているというたとえ。

【海自幹部候補生】 スーパーでロールケーキなどを万引き

〇_池上涼

1988年5月27日生まれ
静岡県加藤学園暁秀高等学校
防衛大学校 理工学専攻
433小隊

2011年3月20日 防衛大学校卒業式
       23日 海上自衛隊幹部候補生学校 着校式
     4月01日 入校式 (海曹長身分)

【スポーツ報知】
 海自幹部候補生、ロールケーキ万引き

 広島県警呉署は8日、スーパーでロールケーキなどを万引きし、店内で食べたとして、窃盗容疑で海上自衛隊幹部候補生学校(広島県江田島市)所属の池上涼容疑者(23)を逮捕した。

 呉署によると、池上容疑者は8日午後0時50分ごろ、広島県呉市宝町の大型スーパーで、レジを通らずにロールケーキ、総菜など4点(販売価格計1642円)を、店内のフードコートに持ち込んだ。同店の保安員が気付き、警察に通報。池上容疑者は、総菜を食べていたところで、駆け付けた警察官に逮捕された。

 容疑者は現金3万円弱を所持。だが、代金を払わなかった理由について「おなかが減っていたので、早く食べたかった」と、話しているという。海上自衛隊呉地方総監部によると、池上容疑者は年末年始の休暇中だった。


【広島テレビ】 1/8 19:23
 海自幹部候補生が万引きで逮捕(広島県)

8日、呉市内のスーパーで海上自衛隊・幹部候補生学校の池上涼容疑者が洋菓子など4点を万引きをした疑いで逮捕された。盗んだ品を店内で食べていたところを保安員が現行犯逮捕した。「おなかがへっていたから早く食べたかった」と容疑を認めているという。


【広島ホームテレビ】01/08 18:17)
 海自隊 幹部候補生を万引きで逮捕

海上自衛隊の幹部候補生が、スーパーでレジを通さずに食品を食べたとして万引きの疑いで現行犯逮捕されました。逮捕されたのは海上自衛隊幹部候補生学校の海曹長・池上涼容疑者です。警察によりますと池上容疑者は8日午後0時50分ごろ、呉市宝町のスーパーでロールケーキや惣菜など4点、合わせてわせて1642円相当を万引きした疑いです。警察によりますと、池上容疑者がレジを通さずに食品を食べていたところを保安員が見つけたもので、犯行当時、池上容疑者の財布には3万円弱の現金が入っていたということです。池上容疑者は9日まで休暇中で、警察に調べに対し「おなかが減っていて早く食べたかった」と容疑を認めているということです。

【イラン陸軍】 大規模な演習を実施


イランがホルムズ海峡周辺での軍事演習で試射した新型地対艦ミサイル「カデル」(2日)=ロイター




 〇_イラン陸軍
 1月09日(月) アフガン国境付近で、大規模な陸軍演習を開始


 〇_イラン海軍
12月24日   演習開始 イラン製駆逐艦ジャマーラーン1号等
 1月01日(日) 中距離ミサイル「メフラブ」の発射テストを実施。同ミサイルはレーダー追跡を避ける仕組みを備えていると説明。

   02日(月) 新型地対艦ミサイル「カデル」(射程200キロ)を試射。
         イラン側は「ペルシャ湾にあらかじめ設置された標的を破壊した」としている。

        『ヴェラーヤト90』終了。十日間
   03日(火) 航行パレード


【イランラジオ】2012年 1月 08日(日曜日)16:58
 イランがまもなく大規模な陸軍演習を実施

 メフル通信が伝えたところによりますとイラン陸軍司令官プールダスターンが、近いうちに、陸軍の大規模な演習が実施されることを明らかにしました。

 プールダスターン司令官は、「この演習で、陸軍の軍事的な能力の一部が示される。人材と最新装備を中心に行われるイラン陸軍の演習では、以前に増して、イランの軍事力が世界に証明される」と語りました

 イラン海軍は、先ごろ、ホルモズ海峡からインド北部に至る広い海域で、大軍事演習「ヴェラーヤト90」を実施しました。プールダスターン司令官は、さらに、ヴェラーヤト90の成果について、イラン軍の権力と権威が世界に証明されたと語りました。


【ロシアの声】8.01.2012, 12:19
 イラン軍 アフガニスタン国境付近での演習を開始

 イラン革命防衛軍のモハマド・パクプル陸軍司令官は、アフガニスタン国境付近での軍事演習を開始したことを明らかにした。司令官によれば、演習の目的はイラン国境の安全強化にあるという。司令官はまた、演習の主要部分は9日に開始されるとしている。
 イランはこれより先、大規模な海軍演習をを実施しており、長距離ミサイルの実験も行っていた。


【中国国際放送局】2012-01-04 14:10:40
 イラン海軍、「次回の軍事演習は規模を拡大」

 イラン海軍のサヤリ司令官は3日、「『ヴェラーヤト90』と名付けられたイラン海軍の演習がすでに円満に終了した。次回の演習は、その規模を拡大していく」と述べました。

 サヤリ司令官は、「『ヴェラーヤト90』実施の目的はイラン海軍の作戦能力を示し、戦争に備える状況を観閲することにある。イラン軍は先端の武器の獲得と先進技術をマスターし、戦争準備を強化させるべきだ」と述べました。

 10日間にわたったイラン海軍の軍事演習『ヴェラーヤト90』は2日に終了しました。その演習範囲は2000キロ以上に渡り、ホルムズ海峡から東へオマーン湾を経由して、アデン湾とインド洋北部の公海に至りました。イラン海軍は、「演習の中で、多くの国産の新型兵器や設備をテスト的に使った」と語りました。


【イランラジオ】2012年 1月 03日(火曜日) 17:58
イラン海軍軍事演習を締めくくる航行パレード実施

ホルモズ海峡からインド洋北部に至る広い海域で行われていた、イラン海軍軍事演習「ヴェラーヤト90」の終了に際し、この軍事演習に参加した部隊が航行パレードを行いました。

イラン領海及び、国際海域におけるイラン海軍の能力と権力を顕示することを目的に、軍事演習に参加した部隊が3日火曜、イラン軍のフィールーズアーバーディー参謀総長と、サーレヒー総司令官の立会いの下で、締めくくりの航行パレードを行っています。

この航行パレードでは、今回の軍事演習の総司令本部となった駆逐艦ジャマーラーンや各種のミサイル搭載艦船、軽量・重量級潜水艦などが、各司令官や国内外の監視人の前を航行しました。

この航行パレードには、イラン海軍の爆撃機や軍用ヘリ、海・空軍部隊そしてイラン海軍の後方支援艦隊が参加しています。軍事演習ヴェラーヤト90は、先月24日に開始され、ホルモズ海峡からオマーン海、そしてインド洋北部に及ぶ広範囲の国際海域で行なわれ、3日火曜、全日程を終了しました。
イラン海軍によるこの軍事演習のムーサヴィー報道官は、「この軍事演習の実施前に想定されていた全ての目的が達成された」と述べています。


【イランラジオ】2011年 12月 26日(月曜日) 16:29
イラン製第2の駆逐艦が、近く進水

イラン海軍のサッヤーリー司令官が、「近く、ジャマーラーン2号と名づけられた、イランで2番目の国産の駆逐艦が進水する」と語りました。

アルアーラム・チャンネルの報道によりますと、サッヤーリー司令官は25日日曜、「近く、イランで製造された2番目の最新鋭駆逐艦ジャマーラーン2号が進水する」と述べたということです。

サッヤーリー司令官によりますと、初のイラン製駆逐艦ジャマーラーン1号は、ホルモズ海峡からオマーン海、アデン湾、インド洋北部までの範囲で現在行われている、イラン海軍による大軍事演習「ヴェラーヤト90」で、使用されているということです。
サッヤーリー司令官はまた、「駆逐艦ジャマーラーン1号はイラン人の専門家らにより製造されており、70日間に渡る国際海域での任務に使用され、駆逐艦製造産業でのイランの力を国外に示した」としました。
サッヤーリー司令官によりますと、イラン海軍は、他の国際軍と同じように、国際海域での探知任務を継続しているということです。駆逐艦ジャマーラーンは、最新鋭のシステムを装備しており、海上及び海中のいずれにおいても、対空艦としての使用が可能です。この駆逐艦はさらに、ヘリやその燃料の運搬も可能です。


【イランラジオ】2011年 12月 25日(日曜日) 16:12
イラン海軍の大軍事演習
キャラミー記者

24日土曜、10日間に渡るイラン海軍の大軍事演習が、最新のミサイルや電子・通信技術を用いて、イラン南部沿岸と国際海域で、成功裏に開幕しました。この軍事演習「ヴェラーヤト90」について、キャラミー記者の報告です。

この軍事演習は、1月3日まで、4つの段階に分けて開催されます。イラン海軍のサッヤーリー司令官は24日、駆逐艦ジャマーラーンの甲板上において、軍事演習「ヴェラーヤト90」の開幕と同時に記者会見を行い、「この演習の作戦区域は、ホルモズ海峡に始まり、オマーン海、北緯20度までのインド洋北部の国際海域が含まれる」と述べました。

ホルモズ海峡は常に、ヨーロッパを始めとする他の地域にエネルギーを輸送するための戦略的に重要な場所の一つであり、地域の安全保障を基軸としてホルモズ海峡からこの軍事演習を始めることは、イランの平和主義的な政策を示すものです。

イラン政府は繰り返し、ホルモズ海峡における安全確立に向けた必要な措置を取っており、地域諸国と世界の利益に寄与するこの戦略的な海上交通路の安全を危険に晒すことを決して許さないが、イランが脅威に晒される場合は、イランには戦略的決定によってそれに回答を与える権利があると、強調してきました。

サッヤーリー司令官によれば、200万平方キロメートルの広さに渡って地域の軍事演習が行われるのは初めてだということです。この軍事演習の目的は、イラン軍の防衛のための意思、権力、力、そして国際海域におけるイラン海軍の抑止力を示すことにあります。サッヤーリー司令官は、軍事演習「ヴェラーヤト90」がこれまでのイラン海軍の演習とは異なり、この演習では、イラン軍が利用している最新の設備と、革新性、創造性が披露されると強調しています。「ヴェラーヤト90」を始めとするイラン海軍の軍事演習では、敵による最近の脅迫に見合った各種の戦術と訓練が実施されます。

この軍事演習ではさらに、領海の防衛に向け、潜水艦、駆逐艦、ミサイル駆逐艦、哨戒潜水艇、ヘリコプター、後方支援用航空機、無人機、地対艦ミサイルが使用されます。この軍事演習の最終段階では、参加した部隊による観艦式が行われる予定です。

この演習のその他の目的として、国際海域におけるイラン軍の力の誇示と活動の拡大、環境破壊やテロリズム、海賊などへの対処における航海の安全の確立に向けた演習区域での船舶のコントロールが挙げられます。

イラン政府高官は、イラン軍の軍事演習、特に「ヴェラーヤト90」の開催のメッセージは、イランの近隣諸国に対する平和と友好であると強調してきました。その一方で、イラン軍による軍事演習の成功裏の実施は、地域における安定と安全の確立が、地域諸国の参加と地域的協力によってのみ可能であるという事実を強調するものであり、これまでの経験から、外国勢力の地域での存在が情勢不安以外の何ものももたらさないことは明らかなのです。