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日本の原発の本当にヤバい問題 -ためこまれる使用済み核燃料


日本の原発の本当にヤバい問題 -ためこまれる使用済み核燃料
2011年07月03日19時42分
藤沢数希 プロフィール

日本の原発には本当にヤバい問題があります。それは原子炉建屋内にためこまれている使用済み核燃料です。

逆に、この問題を考えると、最近のソーラーで脱原発とかいっている人々の、本当に許せない欺瞞が浮かび上がってきます。

次の表が、日本の原子力発電所の原子炉建屋の内部にためこまれている使用済み核燃料と、その最大容量です。tUというのは、燃料の重量の中でウランだけの重量を見る単位で、1tUだとその燃料には1トンのウランが含まれている、という意味です。出所:

原子力白書(平成21年版)福島第一原発の事故では、地震発生後、原子炉の安全装置は正常に稼動し全て臨界停止しました。その後、全電源消失により、原子炉、原子炉建屋の中のプールに貯めこまれていた使用済み核燃料が熱暴走し、その時に発生した水素気体に引火し、なんと1号機から4号機まで全てが爆発してしまったのです。そして放射能を外部に漏らしてしまいました。この時、4号機は定期点検中で原子炉の中には全く核燃料が充填されていなかったのです。それにも関わらず、行き場のない使用済み核燃料を「一時的に」保管してあるプールの水の循環が止まり、このようなシビア・アクシデントを招いているのです。

原子炉は、現代科学の粋を結集して、何重にも頑強な安全装置を作り、その安全性が追求されています。

しかし、その原子炉のすぐ横の、本来は一時的に作業をするための使用済み核燃料プールが、日本の実質的な使用済み核燃料の中間貯蔵施設になってしまっているのです。

日本では、政治的な問題もあり、中間貯蔵施設の建設が遅れに遅れました。現在は青森県のむつ市と同じく青森県の六ヶ所村に使用済み核燃料処理施設がありますが、まったくもって処理能力が足りておりません。

そのため、原子炉建屋内という、非常に大きなリスクがある場所の使用済み核燃料プールで、拡張工事に次ぐ拡張工事が行われ、その管理可能容量が増強されていきました。

僕は、テロリストなどが原子力発電所に乗り込んでも、原子炉に何らかのダメージを与えることは不可能だと思っています。それに頑強な原子炉格納容器は、少々のミサイルや飛行機の激突ぐらいは相当に耐えるでしょう。

ところが、この使用済み核燃料プールに満タンに詰まった大量の使用済み核燃料は、極めて脆弱なセキュリティだといわざるをえません。

現在、地震や津波の危険性がさんざん議論され、なぜか原発が政局に利用され、日本全国の原発が止まる、という困った自体になっていますが、日本の原発の安全性の問題は、そんなところにないのです。

一にも二にも、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設です。

原発を止めることなど、それによって低減されるリスクを考えれば、日本の国富を追加化石燃料費のために流出させ、電力不安により製造業の空洞化を加速させ、政治家が選挙のためのパフォーマンスに利用しているに過ぎないのです。


ところで最近注目を浴びる反原発運動家のリーダーたちは、原発を止めろといったり、ソーラーを推進しろというのに、なぜこの重要な問題に触れないのでしょうか?

デモに参加しているような人たちは無知な人たちで、m(ミリ)とμ(マイクロ)の違いも、原爆と原発の違いもわからいない人たちだから、罪はないでしょう。しかし、反原発運動家の一握りのリーダーたちは確信犯です。

実際のところ、彼らは日本の原発の安全性にはあまり興味がないのです。


原発は自らの政治活動やビジネスの道具でしかありません。原発を止めることにより、何人の人が熱中症で死のうとどうでもいいことなのです。また、老朽化した火力発電所を復活さえて、大気汚染を引き起こし、喘息で苦しむ子供たちを何人増やそうがどうでもいいことなのです。経済問題など二の次、三の次でしょう。彼らが、意図的にこの問題に触れないことは、理由があります。


つまり中間貯蔵施設が完成すると、日本の原子力政策の大きな弱点がなくなってしまい、核燃料サイクルがスムースに回ってしまうのです(高速増殖炉という50年先の技術は抜かして、ですが)。


将来、原発を廃止するにしても、この中間貯蔵施設は絶対に必要であるにもかかわらず、その喫緊の課題に無関心で、浜岡を止めろとか、国民負担でソーラーをやれとか主張している反原発運動家の人たちは何かおかしいと思った方がいい。彼らにとって大切な事は、国民の命でも何でもなく、自らの政治やビジネスなのですから。反原発運動家のリーダーの方々は、このままあらゆる原子力政策に反対し、日本中の原発が使用済み核燃料でいっぱいになり、日本が危険なデッドロックに落ちいることを内心願っているわけです。ある意味で革命ですね。


参考資料原子力発電がよくわかる本、榎本聰明いまさら人に聞けない核燃料サイクル、金融日記こんな状況でソーラーに莫大な補助金を注ぎ込んでいる場合か! アゴラ

【海自舞鶴】 展示訓練2011 /一般公開

【産経】
海自舞鶴地方隊の「展示訓練」 23・24・30日実施 京都
http://www.mod.go.jp/msdf/maizuru/info/tenjikunren.html
2011.7.5 02:14

 海上自衛隊の舞鶴地方隊(舞鶴市)が、護衛艦など艦艇の洋上での訓練を公開し、陸上、航空自衛隊も含めた防災装備品などを展示する「展示訓練」が、今月23、24日と30日に舞鶴市の海自舞鶴基地などで行われる。

 艦艇などの訓練状況が見学できる「航海展示」は23日と24日に若狭湾で行われる。護衛艦や潜水艦、ミサイル艇など艦艇とヘリコプターも参加し、海難救助や飛行展示など訓練状況が見学できる。各日午前10時ごろ舞鶴港を出港し、午後3時ごろに入港する。

 30日(午前9時~午後4時)には海自北吸岸壁で、陸海空自衛隊の装備品展示や、自衛隊の災害派遣活動を紹介する写真の展示などが行われる。

【南沙諸島】 中国軍機がフィリピン漁船上空を威嚇

 中国軍機
 5月11日午前 南沙諸島北東部リード礁上空 2機/フィリピン空軍が確認
 6月04日 パラワン島沖240km ジェット戦闘機 漁船上空10m  1機


【産経】
国籍不明機、比漁船に接近 南沙、中国の可能性も
2011.7.4 23:57
 フィリピン海軍は4日、南シナ海の南沙諸島海域で6月、漁をしていた漁船に、国籍不明のジェット戦闘機が異常接近していたことを明らかにした。海軍幹部によると、中国機の可能性があるという。

 フィリピン海軍によると、6月4日、フィリピン南西部のパラワン島沖約240キロの海域で、戦闘機1機が漁船の上空約10メートルを飛行したという。

 海軍幹部は「考えられない行動。警告とも受け取られる行動だったのではないか」と話した。(共同)